久々に、半実録ユカリちゃんち

その１
「あら、今日はアオくんとアイくんお揃いなのね」
「迷子対策に、どっちか居なくなった時に『コレと色違いの子』って説明するのが、
　一番早いと思ったんだそうです」
「確かに、それはそうね。でも、だったら全部同じ方が解り易くない？　同じなの、上のシャツだけでしょう？」
「ああ、それは、『全部同じなんてヤダ』って、２人共駄々こねたからです」
「くつもリュックも靴下も帽子も、ぜーんぶ『おれ(ぼく)はコレが良い！』ってゆずんなくて、お母さん
　朝っぱらから疲れ果ててたよねぇ」
「そうなの。……その割に、バッチリ気合いの入った格好に、フルメイクなのね」
「そこはまぁ、趣味と意地ですから」


その２
「あ。やっほーミカっち。家族でお出掛け？」
「うん」
「兄弟多いって聞いてたけど、ホントに多いねぇ。何人居るんだっけ？」
「私が２番目で、お姉ちゃんと妹３人と弟が２人の７人」
「そっか。じゃあ、今日は弟くんのかたっぽと、妹ちゃんが１人居ないのかな」
「えっと、この人はお姉ちゃんじゃなくてお母さんで、こっちの子達が双児の弟だから、
　居ないのはお姉ちゃんとすぐ下の妹２人なんだけど……」



土日に遊んだ時の風景から

アイとアオのモデルの子らが一部お揃いの服着てたり、並んで歩きながら
「友達と遭遇したら、アイは妹と間違われそうだよね」
みたいな話をしたのを元にしてみました